甲状腺機能亢進症

前回の記事で、血液検査の結果はとりあえず正常と書いた。割合すぐに結果が出る血液化学検査と血球計算検査では、すべて正常値の範囲に入っていた。しかし、時間のかかるT4の結果がかんばしくなかった。午前中の検査で、結果を知らせる電話が入ったのが夕方だった。4.7までがまぁ正常値なのだが、コロンの場合、6.9。明らかに甲状腺機能亢進症だ。腎臓関係の数値がよかったのも、もしかしたらこの甲状腺機能亢進症のせいかもしれない。

この甲状腺機能亢進症が、なんといっても一番の悩みの種。

甲状腺機能亢進症は人間でいうところのバセドウ氏病。猫の場合は、10歳以上の高齢猫がかかることが多い。人間と違って、眼球が突出してくることはない。発症した猫の平均年齢は13歳ということ。ジュニアがご飯を食べなくなって病院へ連れて行ったときに疑われたのが、この甲状腺機能亢進症だ。実際は違ったが。

症状としていわれているのは、以下のとおり。

 1. 食欲亢進(時々低下)
 2.  体重減少
 3.  活動性亢進、落ち着きがない
 4.  下痢と嘔吐
 5.  喘ぎ/呼吸速拍・神経過敏
 6.  多飲多尿・大量の糞便
 7.  呼吸困難、息苦しい
 8.  脱毛・衰弱
 9. ストレス不耐性

 甲状腺から分泌されるホルモンが過剰に出ていて、体中の代謝が異常に活発になる。そのため、心臓にも負担がかかる。腎臓を患っていたとしても、この過剰なホルモンのおかげ?で頑張って働いてくれるので検査ではわからない。呼吸器も一生懸命働くので、過呼吸が起きたりもする。つまり、体中が過労となる。出てくる症状は、その猫によって多少異なるようだ。ぱっと見た感じは、歳の割に元気だし、ご飯もよく食べるしという感じなので、気付かないことが多い。放っておくと、死に至る怖い病気だ。

 今のところ、コロンに出ている症状は、多飲多尿。「アォ~~~ン、ウァ~」という雄たけび。
雄たけびのほうは、歳のせいで耳が遠くなったからかもしれない。痩せてきたのは歳のせいかと思っていたが、もしかしたら甲状腺機能亢進症だからとも考えられる。

 治療法は、食事療法または薬の二つ。これがまた、どちらも悩ましい。

食事療法は、ヒルズのプリスクリプション・ダイエット、y/dという療法食のみを食べさせるというもの。甲状腺ホルモンの構成成分であるヨウ素をほとんど含まないフードだ。このフードができるまでは薬で抑えるしかなかったらしい。しかし、このフード以外のものを口にしたら、その効果がまるでない。ということは、おやつもなし。口に合わなくても無理やり食べてもらわなくてはならない。さらに、ほかのこの病気にり患していない猫には食べさせてはいけない。

 ということは、多頭飼いである我が家ではコロンとミーニャの食事を完璧に分けなくてはならないのだ。月曜日にy/dのサンプルをもらってきた。まず、コロンがちゃんと食べてくれるかどうかをみなくては始まらない。最初に出したところ、コロンはすんなり食べてくれたのだが、ちょっと食べたら、「ほかのはないの?」みたいな顔をされた。おまけにミーニャも食べたそうにしていた。これはちょっと考えなくてはならない状況。今までのように、カリカリを出しっぱなしというわけにはいかなくなる。食べている間はそれぞれのご飯をきちんと食べるように見張っていなければならないだろう。食事の場所も分けたほうがよさそうだ。ミーニャは、コロンがすでに登れなくなったタワーの最上段でいいかもしれないが、コロンはどうするか。部屋を分けることも考えたが、それでは閉じ込めてしまうようでかわいそうだ。そこで考えたのは、マグネットドア。鍵をつけた首輪をした子だけが自由に行き来できるキャットドア。これを大きめの衣装ケースみたいなものに取り付ければ、専用のダイニングルームができるはず。だけど、そこまでやる?これから一生y/dのみの食事でいいのかとも悩む。


 一方、薬のほうは普通の薬と違って体重からドーズを決めるわけではない。甲状腺ホルモンを調整する薬なので、個々の猫ちゃんの代謝量に合わせて量を決めるのだ。副作用も結構あるらしい。なので、定期的に病院で検査を受けなくてはならない。薬を飲むストレスだけでなく通院のストレスもかかってくる。これまた悩ましい。

 ここ2-3日、コロンのご飯の食べ方など、y/dで様子をみたが、結果として薬を飲ませるほうがいいのかもしれない。薬となるとどうせなら?てんかんのお薬も一緒に飲ませたほうがいいよなぁ。
 
明日の土曜日、獣医さんに相談をして決めようと思う。

 ほかにもっといい案があるかもしれない。この記事をお読みになって、こうしたほうがいいとアドバイスがいただけたら、非常にありがたいです。

 写真なしの長文で申し訳ないので、コロンの写真を一枚だけ…。
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by mycolon | 2016-02-19 22:52 | コロン | Comments(4)

Commented at 2016-02-20 17:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kimagureme at 2016-03-01 14:12
マルも同じ病気だったから分かります・・・本当に悩みますよね
マルは腎臓の値も少し悪いほうにいってたし心臓も弱ってたようだったしで色々困りました
療法食(甲状腺機能亢進症)も出たからとは言われてたんだけどとりあえず腎臓のほうを優先してたし多頭飼いだと大変だもんね(ㆀ˘・з・˘)
どんな方法がいいのか迷うよね・・・マルのことは少し後悔してる所もあるんだけど最後は先生と相談して決断しなきゃね
年を重ねるとどこも悪くないよって子はいないと思う
お薬でもご飯でもいいと思った方法で頑張ってもらうしかないんだよね
発作が起きちゃうってのは本当に困るからやっぱりお薬で抑えたほうがいいんだろうね
見守って応援しか出来ないけどふにゃさん、コロンちゃんふぁいとだよ♪
(なんかまとまりのないコメントになってしまってすみません)
Commented by mycolon at 2016-03-01 17:00
カギコメさん、ありがとうです。

食べる楽しみは、人間も猫も一緒だと思います。
やっぱり食餌療法は無理。

コロンにとって最良の方法とはなにか、本当に迷います。
応援、ありがとう。
Commented by mycolon at 2016-03-01 17:04
み~さん、ありがとうございます。
マルちゃんも同じ病気だったんですね…。
療法食はほかのねこちゃんがいたら本当に難しいですよね。
ずっと、それだけしか口にできないというのもなんだかかわいそうだし…。

マルちゃんに限らず亡くなった子たちに関しては、後悔が多少残りますよね。
完璧にやりきったなんて無理だもの。

人間でもある程度の年齢になると、薬が手放せなくなったり、
完全に健康ですなんてないもの。

とりあえず、てんかんだけは押さえたいです。

いつもいろいろとありがとう。感謝です。